JIRAを使い始めました

JIRAとは

課題管理システムです。同様のものにtracredmineがあります。
OSSには無償提供されているらしくapacheとかで使ってるらしいです。

なぜJIRA?

  • 自宅サーバを退役させてさくらのVPSにした。今まで動いてたredmineに代わるものを探していた。
  • redmineのインタフェースがダサい
  • JIRAのインタフェースはredmineよりカッコイイ

入手

JIRAはサービスとして提供される形式と、自前のサーバにインストールする形式があります。
今回はVPS(ScientificLinux)にインストールしました。
お値段は1-10ユーザで$10。円高なので780円くらいでした。安い!

インストール

  • DBMSが必要なのでMySQL(remiの5.5)をインストールし、適当な名前(jiraとか)のDBを作っておきます。
  • クレジットカードでアトラシアンのサイトからライセンスを購入し、ライセンスキーをゲットします。
  • あとはこのページに書いてあるとおりにやりました。

webサーバで見る

jiraを起動するとlocalhost:8080でアクセスできるようになります。
外部からはnginxのリバースプロキシを使用して80番から見えるようにしました。
nginxの設定はこんなカンジ

メール送信の設定

SMTPサーバを使う方法と、アプリケーションサーバから直接送信する方法があるみたいです。
今回はアプリケーションサーバから送信するため、このページに沿って設定します。

  • Configuring a JNDI locationのセクション通りに、server.xmlを編集します。(認証とか不要なので「Or if you do not require authentication ...」の方を入力します)
  • 「Move the JavaMail Classes」のセクションに沿って、jarファイルの位置を修正します。インストールディレクトリのlibの中の方だけにmailとactivationのjarファイルがあればOKみたいです。
  • jiraを再起動します。
sudo service jira stop
sudo service jira start
  • ブラウザでjiraを開き、右上の管理からシステムの送信メールを選択。
  • 新規SMTPサーバ設定を作成します。
  • 上から、名前に適当な名前(送信メール設定の設定名)、送信元アドレスに送信元メールアドレス、メールプレフィクスにテケトーな文字を入力します。
  • SMTPホストのセクションはスルーして、JNDIロケーションに「java:comp/env/mail/JiraMailServer」を入力。
  • メール送信テストでメールが来たら成功!!!

つーか、メール来ないんですけど

上記設定をした後にプロジェクト作ってチケットを切ってもメールが来ません。
なんでやー!
プロジェクトの設定をしてないからやー!

  • 管理モードでプロジェクトのページを開き、通知のタブを選択。
  • 右側のActionsから規定の通知スキームを選択して終了。

それでもメールは来ない

どうやらデフォルトで、自分が追加変更した際は自分にメールが来ないようです。

  • jira画面右上のログインユーザ名を選択。
  • ユーザ設定の自分の変更を自分に通知に変更。「自分の変更を自分に通知」って哲学的ですね。

使用感

まだ使い始めたばっかりですがredmineより見た目がカッコイイのでうれしいです。
開発元のアトラシアンっていう名前も暮らし安心ってカンジがして良い。